口臭について

先日、『カズレーザーと学ぶ。』というTV番組で口臭について放送がありました。

 

国内の歯周病患者は男性338万人に対して、女性は521万人と圧倒的に多く。歯周病の原因となる歯周病菌のなかでも、女性ホルモンを餌にする歯周病菌が大繁殖してしまうと、口臭の元となってしまいます。

 

口臭について、実は男性よりも女性の方が口臭がきつくなりがちというデータがあり、その理由として女性ホルモンをエサとする歯周病菌この女性ホルモンを栄養源(エサ)とする歯周病細菌がPrevotella intermediaでこれが増殖することで口腔環境が悪化し、臭いが増すのです。

 

女性ホルモンが増加する思春期と妊娠出産期、そして逆に女性ホルモンが減少することで唾液の分泌量の減る更年期にはそれぞれ注意が必要で

歯周病予防にはもちろん日々の歯磨きが有効ですが、デンタルフロス・歯間ブラシを併用することで、8~9割程度の汚れを落とすことができます。

 

またうがいをする際は、最近の歯磨き粉は優秀であるため、薬用成分を落としすぎないよう、ペットボトルのふた2~3杯程度の水で口をすすぐとよいで

す。

 

 

定期的に、歯医者さんで、お口のチェックをしていきましょう。

ふぁみりあ歯科 院長 西本