歯周病の講演会に行ってまいりました。
歯周病はMicrobiome(細菌叢)の、Microbial shift により 正常な低病原性の細菌叢が異常な高病原性の細菌叢に変化することで発症します。
日本人の成人の77%が歯周病、38%が歯周病治療が必要、10%が深刻な歯周病と言われています。
子供は無菌的に生まれてきますが、成長とともに口腔には、様々な細菌が住み着きます。
18歳以降に、PG菌という、歯周病的にかなりの悪さをする細菌が定着する様になります。(それ以前の年齢ではどうも定着しないらしい)
どこからともなく?接触感染します(笑)
この時に防御できるかが、その後の歯周病との一生を決めます。なかなか難しいですが。
歯周病と戦うには、プラークが時間をかけて病原性を高めるので、 そこをたたくために、年に数回のプロフェッショナルオーラルケアが大切です。
定期的に歯医者でクリーニングを受けましょう。 院長 西本